「対比」
<<日本>>--川越--


青空に映える旧商家と洋館の対比。

この2つの建物は、蔵造り商店街の中にある。


手前の黒い歴史を感じさせる店舗は、川越名産のさつま芋を加工した、和菓子を売る店舗である。

一方後方に聳える大正ロマンを髣髴とさせる洋館は、明治時代に第八十五国立銀行として建立された。

白亜と青銅の屋根を持つ貴重な歴史的建造物であるが、今でも埼玉りそな銀行の川越支店として、立派に現役で使用されている。


最近は、テレビなどで川越がしばしば紹介されるので、街が益々綺麗になっていくのは良いが、正に観光都市化してしまい、平日でも観光客で溢れかえり、街の中央を走る川越街道が、慢性的に渋滞化してしまっているのが残念である。