「見送る二人」
<<インドネシア>>--バリ島--


ワヤン君の奥さんの実家を後にする時、ユウゴ君の2人の従兄姉達が見送ってくれた。

彼等は奥さんの実家の門の前で、ワヤン君と息子のユウゴ君が、我々と一緒にポトン・ギギの儀式に出かけるのを、名残惜しそうに見送っているのだ。

ワヤン君の奥さんの身内は、奥さんを始め、妹さんや、見送る彼らを見ても、皆美形家族のようである。

この門の直ぐ左隣が、ワヤン君が任されているアパ(apa?)と言う、日本語ガイドの旅行社の事務室なのである。

奥さんの実家は、民宿も経営しており、Wi-Fiなどのネットワーク機器の利用が、各部屋で可能なようである。

どうやらワヤン君は、奥さんを仕留めただけでなく、最大限に彼女の環境を上手く利用している、やり手の経営者である、と言う事が出来るであろう。