「ウェルカム・ダンス②」
<<インドネシア>>--バリ島--


こちらが客席正面の席に陣取った、私のアングルから撮ったウェルカム・ダンスの様子。

ジェゴク(竹の打楽器を中心とした、バリ独自のオーケストラ)の演奏では、特に大きな孟宗竹で作った打楽器の重低音が腹の底に響く感じである。

このジェゴグの楽団は、スアラ・サクティと言い、日本公演に来日したことも有る新進気鋭のメンバーである。

楽団員も踊り子も若いメンバーで構成されていて、特にダンサーはほとんどが10代の男女である。

このウェルカム・ダンスは、どんな楽団であっても、必ず最初に踊られる踊りであり、歓迎の意味と、舞台を清める意味が篭められていて、神に奉げる篭の中の花びらを撒きながら踊られるである。

最後に彼女達は、舞台から降りて、退場するのであるが、居眠りをしていた仲間の一人は、ダンサーの一人から花びらを顔に撒かれたといって、皆で大笑いした。