「廃墟の館」
<<ベトナム>>--ミーソン--


遺跡の一つを正面から撮った光景。

中央に入り口が有り、その両脇に嘗ては左右2態づつ、計4態の仏像がこの館を守っていたようである。

今はその後も定かでは無いが、微かにその形跡を見て取る事が出来る。

きっと、これだけのレンガを積み上げて造った館なので、中はかなり涼しかった事であろう。

つい毎日こう暑いと、いにしえの館に住む先人達は、果たしてどんな生活をしていたのかと、気になってしまうのである。

水や火を確保するのにも、さぞ大変だった事であろう。

現在より数百年後に生きる人々は、我々の使用したメディアにより、現在の生活がどんなものであったかを、人類が滅亡しない限り、将来知ることが出来るであろう。