「いざ上陸」
<<ベトナム>>--ホーチミン--


船は中州の、桟橋直前まで近付いて来た。

中州と言っても、河の中州とはとても思えない大きなもので、島と言った方が適当であろう。

中州の中には人の住む住家なども沢山あり、此処に住んで商いをしている人も少なくない。

船が停泊して、我々が上陸する桟橋は、何と大きな木を倒した物が一本有るだけで、そこを渡るには、かなりの慎重を帰する必要があり、写真など撮っている余裕は無かった。

しかし、この写真を見てもお分かりのように、中州の中は熱帯のジャングルと言った感じであり、何とも楽しそうなムードが漂っていた。

さてこれからどんな探索が始まるのか、上陸を前に期待が高まったのであった。