「遠望」
<<スペイン>>--グラナダ--


中庭の一廓から、宮殿を通してはるかに広がる丘陵地帯を望んだ。

此処の塔のある宮殿の一部には、行く事はなかったが、ちょっと広いテラス状の中庭などがあり、ムードが漂っている。

写真で見る限り、起伏の多い地形を巧みに利用して、それぞれの建物は存在しているようである。

宮殿の先には、街並みなどがほとんど無く、なだらかな平野が続いている。

平野の先には、シェラ・ネバダ山脈の端が遠望出来る。

この山脈のお蔭で、アルハンブラ宮殿は、豊富な水に恵まれているのである。