「壁を這う蔦」
<<スペイン>>--グラナダ--


宮殿の壁に、張り付くように伸びる蔦の様子。

部屋の中に蔦が這っている様に見えるが、実際には、手前の部屋から次の部屋までには、僅かな空間が有り、そこに地面から生えた蔦が、壁に張り付いているのである。

それを敢えて取り払わない所が、如何にも自然を愛しているように感ずるのである。

多分この蔦は、春になると青々とした葉を茂らせて、壁を覆う事であろう。

世界遺産を守るには、色々と工夫をしながら、自然と調和させなければならないのだろう。

編集 maria : すごい壁よね 神秘的だわ