「明の十三稜」
<<中国>>--北京--


今年の干支、辰年にちなんでこの写真を載せた。

これは明代の皇帝を祀った陵墓で有名な、明の十三稜が有る場所の石段に彫られた、龍の彫刻である。

永楽帝で始まった明代の十三人の皇帝を祀った地下に有る墓であるが、この地下の墓に辿り着くまでの上り下りは、エスカレーターなど無く、足腰の悪い私には万里の長城と同じく、極めて苛酷であった。

石段が急であるだけに、厳しかったのを今でも覚えているが、苦労した割には、内部はがらんとしていて、あまり面白くなかった。

中国の歴代皇帝のシンボルは龍であり、龍が玉を咥えている姿は紫禁城を始め、あちこちで見ることが出来る。