「古都トレド」
<<スペイン>>--トレド--


クエンカからバスで約二時間半で、かの有名な世界遺産の街トレドに到着した。

トレドは古代ローマ時代から、要塞都市として栄えてきた街である。

ガイドの話だと、スペインでは、トレドを見ずして死んではいけない、と言われているほど、風光明媚な景観の街であるという。

タホ川に抱かれるような地形の都市として栄えてきたトレドは、イスラム統治時代は、イスラム教、キリスト教、ユダヤ教という3つの宗教が共存したことで、独特の文化と街並みを生んだことで知られている。

高名な画家グレコもこの街で生まれ、数々の名画を描き、此処で没したことで知られている。

しばらくは、この見晴らしの良い対岸の高台から眺める、トレドの街の180度を、右から順にカメラを移動して、3箇所の視点からご覧頂こうと思う。