「アートな建物たち」
<<スペイン>>--バルセロナ--


サグラダ・ファミリアの見学を終えて、バスの車窓から眺めた珍しい建物の光景。

グラシア通りは、バルセロナの主要道路の一つである。

此処の通りには、ガウディが建設した有名なカサ・ミラを始め、スペインの著名な建築家達が、自分の技量をこぞって発揮した様々な建築物が林立している。

たまたまお洒落なこの建物が目に入り、慌ててバスから撮った一枚だが、後でガイドブックを見て、この建物が、カサ・アマトリェーと呼ばれるスペインの建築家、カダファルクの傑作の一つである事が分かった。

明るく色鮮やかな切り妻の屋根が特徴である。

余談だが、カサとはスペイン語で「家」の事である、カサ・ブランカと言う地名が有るが、ブランカは英語のブランクであり、訳すと「白い家」となる。

現地ガイドのスペイン女性が、次々に現れる様々な建物とその作者を説明するのだが、動いているバスの左右をキョロキョロするだけが精一杯で、写真を撮る余裕が余り無かった。

矢張り建築に興味のある人は、パックツアーでなく、じっくりと街を散策しながら、これらの建物のひとつひとつを鑑賞すべきだと痛感したものである。