「輪タク」
<<インド>>--ヴァラナシ--


人力タクシーに乗って和気藹々、談笑しながら道中を楽しむ現地人。

乗客も漕ぎ手も顔馴染みなのだろうか、雑談を交わしながら通り過ぎて行く。

解体寸前の人力車も、修理を重ねながら立派に役目を果たしているようだ。

周りを見回して気付いたのだが、この人力車で新しい車輌を見たことが無い。

やがてはこれらの輪タクも姿を消し、オートリキシャに変わる運命にあるのだろうか。

インド名物、人力車は出来る事なら街道から消えて欲しくないものである。