「店先」
<<インド>>--サールナート--


つい暑いと、こんな清涼飲料水を売っている店が目に付いてしまう。

しかし、冷蔵庫でなく、そのまま生温いボトルのままで、売っている所が如何にもインドらしい。

とても冷たい物を飲む習慣が付いてしまっている我々には飲む気がしない。

店の奥で何かを飲んでいるおじさんは、如何にも寛いでいる風であるが、若者と何を話しているのだろうか。

彼の後ろの囲いは、巨大な広告をそのまま廃物利用しているようであるが、この場の雰囲気にふさわしくない広告であるのが、また面白い。