「午後のひと時」
<<インド>>--ヴァラナシ--


男性たちが、午後のひと時を思い思いに過ごしている。

欧米なら、オープンカフェでのティファニースタイルのお茶という所だろうが、粗末なテーブルと椅子に座り込んで、チャイも取らずに居座って、雑談をしているといった感じが強い。

若い男性たちがたむろしている店先は、何か発売直後のアイドル女性でも載っている、男性向け雑誌などを売っている本屋なのだろうか。

どう見ても、インドでは女性が主役で、目的を持って行動している女性に対し、男性はぶらぶらと目的も無くたむろしている場面が多いようである。

かかあ天下で、世の中丸く収まっている感じは、トルコと良く似ているなと思ったものである。