「朝のひと時」
<<インド>>--ヴァラナシ--


路地が交差する場所で思い思いに朝のひと時を過ごす人々。

廃屋になった家の前で、新聞を並べて売る青年、その様子を見守るおじさん、そしてその先では、此処で寝泊りをしている男性の姿など、朝の過ごし方はさまざまである。

前方の石の上では、まだ寝ている男性も居る。

ダリットの人々は家を持っていない人も多いのである。

恐らく風呂に入ることも無く、専ら体を洗うのはガンジス河の沐浴場であろう。

人間本来の姿は動物であるから、こんな生活をしていても、食べ物さえあれば生きて行けるのだと実感したものである。