「運転手」
<<インド>>--ヴァラナシ--


オートリキシャを運転する男のアップ。

私の脇に来て、タクシーに乗らないかと声を掛けた所をパチリ。

人の良さそうな男なので、断ると直ぐに去って行った。

それにしても何ともおんぼろな車である。
まるで廃車場から持ってきたような有様である。

方向指示灯は壊れ、フロントガラスも破れている。

しかしこの運転手にとっては、この車が一家を支える重要な財産なのであろう。

日本では、道交法でこんな車を走らせる事は、禁じられているが、インドでは、そんな法律はとても通用しないのであろう。