「川越祭り⑦」
<<日本>>--川越--


斎姫の輿を担ぐ二人の外人の姿。

斎姫(いつきひめ)は平安時代の物語の藤原道長の妃である。
しかし自らを神の子と称し、年老いた陰陽師、阿部晴明を翻弄する。

それにしても、日本古来の伝説の姫の輿を、欧米人の若者が担ぐのだから世の中は変わったものである。

彼等の前に出て、写真を撮るよと言ったら、二人がこちらに目線をくれた。

彼等を祭のメンバーに加えた氷川神社も、粋な計らいをするものだと感心した。
二人にとっても、日本の良い思い出になることだろう。

こんな国際交流なら大いに結構と言った所だろうか。