「川越祭り③」
<<日本>>--川越--


次にやって来たのは、つがいの獅子頭である。

この獅子頭も歴史が古く、価値が有るもののようである。

本来はこの男衆が前足、後足になって獅子舞をするのだが、行進の際にはご披露のみである。

道端で見学する女の子に、口を開いて挨拶するのも、ご愛嬌である。

更に後には、笙などで雅楽を奏でる演奏者が続くが、彼等は皆氷川神社の神官であり、神社の祭礼や神前結婚などで雅楽を奏でる面々である。

日頃は神社内でのみ活躍する彼等も、この時ばかりは晴れ舞台と言ったところだろうか。