「オート力車(リキシャ)」
<<インド>>--デリー--


何とも可愛らしい、愛すべき乗り物である。

オートリキシャはそのまま、インドで通じるインド語だ。
日本の人力車に語源を発し、ジンリキシャとオートリキシャの愛称はインドで定着したのだ。

これがもっとも代表的な、インドのタクシーだから愉快だ。

勿論メーターなど無いから、全て値段は直談判である。

日本の一般的なバイクと同じ位の250ccの排気量という小さなエンジンだ。
この三輪車に座席が何と、7人分付いているから驚きである。

だから運転手も入れて、8人は乗れると言う事だ。 事実我々がファテープル・シークリー城に向かう時には、我々5人が乗ったものだが、お世辞にも狭くて窮屈で、乗り心地が良いとは言えなかった。

それでも結構なスピードで走るから恐ろしい。
そういえば、インドの道路には、スピード制限を示す標識が無かったような気がする。