「街道」
--サヌール--


サヌールの街の街道の光景。

昔司馬遼太郎の「街道を行く」と言う実話小説が有った。

場所は違うが、何となくこの光景を見ていて、そんな街道のイメージが蘇ってきた。

平屋や雑貨店の多い道筋はどこか昔の日本の街道の面影を想起させる。
道のいたる所には、放し飼いの犬が散見できる。

ワヤン君の話だと、これらの犬は皆飼い犬だが、そのほとんどが放し飼いであり、鎖で繋がれた犬は居ないと言う。
人間と犬が対等の立場で、共存していると言った感じだ。

唯一現代だと分かるのは、バイクが多い事だが、そのほとんどは日本製である。

バリでは、まだヘルメットを着用する事は義務付けられていないと言ふ。