「バロン�D」
--ウブド--


これもワヤン君から送られて来た写真である。
バロンダンスで使われるバロン(獅子)の全体像。

この巨大で重たいバロンの縫い包みを二人の男性が被り、踊るのだから大変である。

中国の獅子舞の獅子とちょっと似ているかもしれないが、重量は数倍重い。

これだけ煌びやかな装飾が施されている獅子の被り物は、ちょっと他国には類が無いであろう。

矢張り神の化身として登場するだけあって、日本の獅子舞と違い、神々しさを表現しているのかもしれない。

左後ろに有る藁葺き屋根の小屋は、我々がこのアルマ美術館を訪れた時に、バリコーヒーを飲んだ喫茶ルームであり、懐かしき限りである。