「佇まい」
--コンヤ--


コンヤに向かう途中の休憩所から眺めた民家の佇まい。

山裾に抱かれた静かな村の中のこの家は、自然の中に溶け込んで、絵画に出てくるような素敵な景観であった。

こんな光景を眺めていると、絵画の得意な人はさぞかしすばらしい絵を描くのではないかと思ったりもした。

庭木に水をやる、散水ホースなども見受けられるが、これだけ庭が広いと、手入れも大変だろうと余計な事を考えた。

我が家の狭い庭の手入れでも、梃子摺っている私には到底こういう家には住めないことであろう。

矢張り佇まいを眺めて満足するのが相応だろう。