「秋色の境内(2)」
<<日本>--中富--

この寺院は江戸時代の川越藩主、柳沢吉保の命を受けて、川越周辺の地域の五穀豊穣を願い建立された名刹である。

此処には大鐘楼が有り、毎年大晦日には此処で打ち鳴らす除夜の鐘が、我が家まで聞こえてくる。
多福寺本堂の横手には渡り廊下が有り、秋の西日を受けて爽やかな光景が逆光の中に佇んでいた。