「ハナミズキの頃」
<<日本>--自宅付近--


自宅前から出た駅に通じるメイン通りは、沿道に植えられた花水木が今満開の時期を迎えている。

この通り、まっすぐに延びた反対方向の先に富士山が見える所から、「ふじみ通り」と名付けられている。

毎年桜が散った後に、遥か先まで続く花水木の通りを通るのは何とも清々しく、特に晴れた日は心を和ませてくれる。

まだ治らぬ物が二重に見えてしまう症状の目でこの通りの様子を見ると、ずっと続く花水木通りの光景が、二本の道に見えてしまうのだから思わず苦笑してしまう。


今が一陣良い時期なのに、春の様子を満喫出来ないのが、いかにも残念である。