「川越祭り②」
<<日本>>--川越--


川越祭りの開催を告げる、氷川神社の幸神祭の行列の風景。

川越祭りは江戸時代、川越大火で街の大半が焼失した時、当時の川越城主、松平伊豆守が街の復興を願って氷川神社の例大祭として開催したのが最初である。

今では街にある29台の山車の曳き回しや、ひっかわせが主流のようだが、本来はこの幸神祭が祭りの中心である。

幸いな事に、この行列に途中で出会わせたので、その様子を撮ったが、ごった返す観衆の間からの撮影で、かなり苦労した。

この行列の様子は、京都祇園祭りの光景に良く似ているが、行列の牽引役の中心は、氷川神社の神官と、川越の街の名士達が、羽織袴の礼装で練り歩くのが常である。