「団地の春」
<<日本>>--自宅付近--


我が家から歩いて数分の所にある公園の春の風景。

昨日、お使いのついでに、近所の公園の桜を覗いてみた。

花は7分咲きくらいであったが、暖かな春の日差しの中で、団地の住民達であろうか、子供連れで花見の宴を敷いていた。

この付近は嘗て二階建ての公団住宅が有った所だが、高層マンションが立ち並ぶ団地へと変貌した。

しかし昔から有る、この一本の桜の古木だけは伐採を逃れ、毎年この時期になると綺麗な花を咲かせている。

街の変貌と共に、若い世代の住民が多くなり、子供の賑やかな声が戻ってきた。

私の孫も、我が家に来ると、この公園に行こうとせがまれ、一緒に遊ぶのが恒例となった。

団地付近の昔から有る戸建て住宅の高齢者住民と、若い世代の団地住民が共存し、老若が住む好環境の住宅地となったのである。