「本堂前にて」
<<ベトナム>>--フエ--


ちょっち変ったティエンムー寺の本堂前での記念撮影。

同じ仏教のお寺でも、日本の本堂とはかなり趣を異にする。

こうして東南アジアの各国を旅すると、発端は同じ仏教でも、異文化の持つ独自性が時を経て、その様相を環境に合わせて変化させ、その国に合ったように醸成されて行くのがとても興味深い。


インドに端を発した仏教が、中国で開花し、更に東南アジア各国を経由して日本に定着した訳だが、寺院の形状を見る限り、かなりその様相は異なっていると感ぜざるを得ない。

矢張り暖かい国の寺社は、荘厳と言うより、開放的で庶民に親しめるような、実用的なものであるように思えるのは、私の私見であろうか。