「大王像」<
<<ベトナム>>--フエ--


ティエンムー寺入口の門の中、左右に大きく貼り付けられている大王像の姿。

およそ禅寺には似つかわしくない、この凛々しい大王像であるが、これは日本の寺の山門の中の左右に鎮座している仁王像と同じ意味であろうか。

この左右二体の大王像は、この門を通り抜けようとする悪人を、此処で懲らしめ追い払うと言う意味合いが有りそうである。


この像を見た時、どこかでこれと同じ容姿の将軍像を見た事が有ったように思われたが、どうやらそれは三国志に出てくる猛将、長い顎鬚を蓄えた関羽に似ていると感じたのであった。