「雑踏」
<<インドネシア>>--バリ島--


こちらは市場の出口の様子である。

此処の市場はとても広く、奥の方にはお祈りをする祭壇まで有るのだが、余りの煩雑さで、売り手買い手の熱気が凄まじい。

我々のように、面白半分で見学に来た人間にとっては、単なる商売の邪魔をするおじゃま虫のように思えて、早々に市場を退散したのであった。

しかし公道まで出るがこれまた一苦労、ご覧のような雑踏の中を、人やバイクを掻き分けながら、やっと脱出出来た始末である。

こんな早朝から、活気を呈するこの朝市の有様は、同じ日本の朝市とは一味違い、生活そのものの厳しさを感じさせるものであった。