「風船おこわ」
<<ベトナム>>--メコンデルタ--


メコン河クルーズを終えて、昼食に出た妙な料理の一品。

この丸いラクビーボールのような料理は、一体何なのだろうかと、食べてみるまで分からなかった。

日本流に言うと、風船おこわと言う事になるらしい。

もち米を煉って油の中で、ぐるぐる回しながら丸く大きくした物で、これを細かく切って、生野菜などの具を挟んで食べるのである。

これらの風船おこわや、大きな魚のから揚げを、給仕の女性が上手に切り分けて、それぞれのテーブルに出してくれる。

世の中には随分変った料理があるものだと、感心しながら味わったものである。