「馬を曳く兵士②」
<<中国>>--西安--


前出の馬を曳く兵士の全身像から、兵士と馬の顔をアップで捉えてみた。
こうして近くでまじまじとこの像を眺めていると、実にリアルで今にも動き出しそうな錯覚を覚える。
人も馬も実物大だから、これだけの迫力が有るのだろうか。
この像が有史以前に作られたとは、思えないほど精巧に作られていて、当時の陶工の技術の高さに改めて驚かされる。
紀元前250年前の、秦の兵士の髪型や兵装、馬の迫力など、現代彫刻としても十分通用するのではないだろうか。