「ラ・マンチャの街」
<<スペイン>>--ラ・マンチャ地方--


風車小屋のある小高い丘の上から眺める、コンスェグラの街の光景。

此処に来るのにずっと通り過ぎて来た広い平野の中にあるこの街は、街というより村と言った方が当っているかもしれない。

人工1万人のこの街は、ずっと昔アラブ人がやって来て住み着いたのだと言う。

ラ・マンチャと言う言葉は、アラビア語で「乾いた大地」という意味だそうだが、正にその言葉がぴったりの光景である。

世界の7割のサフランを生産するこの地方では、年に一度行われるサフラン祭りが有名である。

スペイン料理の代表格、パエリアには黄色い香辛料であるサフランが欠かせない食材であるのは、良く知られている事である。