「サンタ・マリア・デ・トレド」
<<スペイン>>--トレド--


スペインのカトリック教会の総本山であるカテドラル(大聖堂)の雄姿。

この壮大な教会はトレドの街を散策していても、至る所からその荘厳な尖塔を仰ぐことが出来る。

1226年に着工し、1493年に完成したから、257年もの長い年月を費やして完成したことになる。

聖堂内部には、エル・グレコの「聖衣剥奪」などの名画が展示されている聖器室や、イサベル女王の王冠などが見られる宝物室、黄金色の中央祭壇など見るべき物が豊富である。

バルセロナのサグラダ・ファミリアもそうであるが、これらの大聖堂は、気の遠くなるような長い年月を掛けて建設された物が多く、これらの建造物を可能にする宗教心の強さには、いつも驚かされるのである。