「帰り道」
<<スペイン>>--バルセロナ--


カタルーニャ音楽堂を見学した後、再び元来た道を歩いて帰ることとなる。

日差しは既に強くなり、歩いていても汗が噴出してくる。

我々の乗るバスはこの細い道に入ることは出来ず、駐車している広場まではかなり歩くこととなる。

先頭を切って右側を歩いているのは、相棒である。

この狭い路地では、余り風も入って来ず、ひたすら暑い道を歩き続けることになる。

此処まで歩いて来て、音楽堂の中に入れずに、帰るのは如何にも草臥れもうけの様な気がしたものである。

ポツンと置かれたバイクが、日差しの暑さを物語っているような感じだ。