「アゥディ・クワトロ」
<<ドイツ>>--ミュンヘン--


チェックインを済ませた後の、免税店が軒を連ねる通路の真ん中に、堂々と展示してあるアゥディの最高級車。

矢張り国際線ターミナル内では、高級感漂う雰囲気だから、同じアゥディでも、最高級セダンが似合うようである。

背景には、高級万年筆のモンブランや、高級革製品のフェラガモの店などが並んでいる。

私は高級ブランド製品には余り興味が無いが、矢張りこんな車を見ると、一度は乗ってみたいものだと思うのも事実である。

少なくともウィンドショッピングで、高級イメージを膨らませるくらいなら、許されるであろう。

しかし人間の物欲は際限無いものであるから、上流階級の人々に取っては食指の動く商品群だといえるだろう。

但しそれが幸福感を満足させ、幸せだと感じるのは、ほんのひと時であるとは思うのだが。