「遠望」
<<ハワイ>>--オアフ島--


船べりから、海の彼方に聳えるダイヤモンドヘッドを遠望する乗客の姿。

船は更にダイヤモンドヘッドの反対側に進んで来た。

こうして逆方向からこの岩山を眺めると、地層が幾重にも重なって現れているのが見える。

と言う事は、この火山が決して一回の噴火で出現したのではなく、太古の昔から何度と無く噴火を繰り返して、現在の姿になったのが、はっきりと見て取れる。

先日のキャプションで、この山が死火山と書いたが、ひょっとして死火山ではなく、休火山ではないのかと言う疑問を抱いた。

現にハワイ島のキラウェア火山は、今でも活発に噴煙を上げているし、時々大噴火をしていると言う事実も有るからである。