「出水」
<<インド>>--ヴァラナシ--


またまた雨後の水溜りで、道を阻まれた。

雨季にはちょっと低所だと絶えずこのような状態になる。

画面が霞んでいるのは、車のマフラーに水が掛って、水蒸気が舞い上がるからである。

此処を通り抜けるには、一段高くなっている、商店の脇を歩くしかないが、商店が無い所は水の中を歩くしかない。

地元の人たちは、それを承知だから、靴やスニーカーを履かずに、サンダル履きなのである。

靴は高いから履かないのではなく、これも生活の知恵と言った所だろうか。