「金物供養」
<<インドネシア>>--バリ島--


昨日送られて来た、ワヤン君の自宅で行われたトゥンプッ・ランドゥップの儀式の模様。

以下はワヤン君のmixiページからの引用である。

2008年6月22日、「バリ暦はLandep(2番目の週)-saniscara(土)-kliwon」
この日に、伝統的なクリス(剣)や槍、ノコギリやカンナなどの大工道具、ナイフやハサミなどの日用用品、クワやカマなどの農耕機具、最近ではバイクから自動車、テレビ、冷蔵庫、はてはコンピューターにまでお供えをします。

ヒャン・パスパティという神様にお供え物をささげるのです。
お供え物をささげると、ヒャン・パスパティがこの器械に守ってくれるわけです。
神様が守ってくれるので安心してこれらを使用し生活出来ると信じています。

以上が彼の解説であるが、差し詰め日本の針供養を大規模な儀式にしたものと言えようか。
それにしても彼は四駆の車にスクーター、はてはマウンテン・バイクまで随分物持ちである。

バリでは人間が平穏に暮らせるのは、全て神様のお蔭であると信じて、このような供養を怠らない。
けだし、バリ島が神々の住む島と言われる由縁であろうか。