「アート」
<<インドネシア>>--バリ島--


コマネカ・リゾート・ホテルの入口左側の池の中に置かれているアート作品。

古代ヒンズー教の伝説ラーマ・ヤナに出て来る魔女ランダを抽象化した作品群のようである。

何とも不気味な作品だが、これらの作品は季節によって替わるようである。
先日送られて来たワヤン君の写真では、浴衣を着た少女達の作品が置かれていた。

魔女ランダは、美女に化けて人間界に悪の心を植え付けようとする魔女だが、それと戦うのが、獅子の形をしたバロンなのであると言う。

悪玉と善玉…人間社会には絶えずこの2つの心が存在し、未来永劫戦い続けると言うのが、ラーマ・ヤナの伝説なのである。

何時の世も、善人だけが存在する世の中になるのは不可能だとこの伝説は説いているのである。