「祭りの準備」
--ウブド--


寺院の境内を祭りに備えて飾り付けをする村人の光景。

背景に寺院の本殿に通ずる石段が有る所を見ると、その前に櫓を作っているようである。

これが何のために使用する櫓なのか、ワヤン君の解説が無かったので定かではない。

寺院に奉納する供物を置く場所なのか、それとも火葬式(著名な人が死んだ時に荼毘に付すための櫓)のための物なのか聞いてみることとしよう。

いずれにせよ、バリの人達にとっては、神仏が生活の中心に有り、そのために毎日の生活が有ると言っても過言ではない。

神々の住む島と言われる由縁である。
だから一週間の内、必ず何処かの村の寺院ではこうした神事が行われているし、昔から伝わる民族舞踊や演奏は、必ず何処かの寺院で催行されているのだ。