「聖なる神へ」
--ウブド--


バトゥール山を背景に、神への貢物を持って寺院に向かう女性達の行列。

二日前に日本のテレビ局が撮影した、バリ島を紹介するDVDがワヤン君から送られて来た。

この写真はその中に入っていたものである。
広々と広がる田園の中を、こうして神への恵みを感謝して、農作物などを籠に入れ、頭に載せてオダランの祭りの日に寺院に奉納に向かうのだ。

イスラム教が主流のインドネシアの中で、此処バリ島だけは昔からバリ・ヒンズー教が今でも根付いている。
此処に住む人々が優しく温順なのはそのせいであろう。