2014年11月の記事


動物 ウソ?ホントの話
ロルフ・ハリス
新潮文庫
動物版ちょっといい話。
インドのカルカッタからスコットランドまで、脱走して船に乗り港からバスに乗って帰ってきた犬。
中国民話「パンダは昔真っ白だったが、恩人の少女の葬式に、死者をうやまって手足を黒く塗って参列し、涙をぬぐったら目の周りも黒くなった。悲しさに頭を抱えたら耳と鼻も黒くなった」
象はひざ小僧が四つある唯一の動物。
第一次世界大戦でフランスで戦った米軍が敵の砲撃でピンチとなり、伝書鳩で援軍を要請したが、敵の狙撃で三度撃たれたが本部に辿りついた。
100円
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馬は土曜に蒼ざめる
筒井康隆
ハヤカワ・ポケミス
第四短編集、他で読んだことのあるものも多い。やはり何かから逃げ回るのが面白い「逃げろや逃げろ」「国境線は遠かった」「夜を走る」
ストーリーになっていないものも「ビタミン」「フル・ネルソン」あとがきも。
100円
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マンガ古本雑学ノート 愛しのマンガを安く大量に買うための本 
江下雅之
ダイヤモンド社
大量に、多いときは百冊、買い込む著者。
あまり古い本は出てこないが、種類は多い。
手提げ紙袋に新書は40冊入るそうだが、電車の網棚に載せるのは無理。つまり駐車場のある郊外大型店に行く。
神保町の地図はコピーするつもり。作品名の索引があるのは偉い。
図書館から
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スーパーの裏側
河岸宏和
東洋経済
2009年発行だがねたが古いのではないだろか、いまどきこんな管理のスーパーはつぶれるだろう。
しかし製造日は非関税障壁になるので記されなくなり賞味消費期限だけになった、製造日とは最終加工日で「ラベルを貼った日」でもOKだとか、特売の卵は普段の十倍うれるが、その分の卵はどこから来ているのかとのツッコミは鋭い。
しかし、すぐその後に卵の殻の色は鳥の羽の色だ、カラスの卵の殻の色は黒いと大嘘が書いてある。カラスの卵はヒスイ色だし、茶色の鶏で白い卵を産む種類もある。
さらにその後に「黄身の色=エサの色」と恥の上塗り。昔の卵の黄身は黄色が濃かったのはエサが草だったって、黄身の色がエサの色」なら緑色になるんじゃないの。
いいスーパーとして紹介されているのはウォルマート、ヨークベニマルだ。ヨークベニマルは首都圏には無いし西友がウォルマート傘下になるとは思わなかったのだろう。
図書館から
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ゴジラとアンギラス
香山滋
フォア文庫
なんだろう子供向けかなと思って図書館から借りてみたが、なんと映画「ゴジラの逆襲」の原作。ただしルビがうるさい。原題は「ゴジラの逆襲」で映画「ゴジラ」の原作「ゴジラ、東京にあらわる」の続編。この続きは書かなかったそうだ。
ただこの本ではアンギラスも白熱光をはいている。
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こめぐら 倉知淳作品集
倉知淳
東京創元社
同時発売らしい「なぎなた」より面白くない、美少女か猫が出てこないところが原因だろうか?
これではまずいとおもったのか最後に猫丸先輩が殺人事件を解決する。
ひょっとしてこっちを読んでから「なぎなた」を読めば、より面白くなるという作戦なのだろうか。
図書館から
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トンデモ本?違う、SFだ!
山本弘
洋泉社
「火星ノンストップ」の前に読むべきだったらしいSFの紹介本。
その「火星ノンストップ」とC・L・ムーア、フレデリック・ブラウン以外は未読だったので参考にはなるが、ちょっと著者の唯我独尊ぶりが鼻につく。
「竜の卵」ロバート・L・フォワード、「涼宮ハルヒの憂鬱」谷川流
図書館から
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歯科医、図書館
晴れ
おととい、寒いくもり、前日予約を思い出した歯科医へ。珍しく待合室が込み合っていたが、もう治療済みの人ばかりだったようで、五分ほど待って治療椅子へ。幸い歯石だけで、しかも出血無しでお仕舞。せっかくなのでコンビニで洗剤204円、テレビ情報誌330円など買って帰宅。
きのう晴れ、図書館へ「神々の捏造」「劇書ノート」「ビブリア古書堂の事件手帖3」「力道山の真実」「カウントダウン・メルトダウン上(p.286)」を返却。
 サムライ 評伝三船敏郎:松田美智子
 マンガ古本雑学ノート:江下雅之
 スリーマイルアイランド:J・サミュエル・ウォーカー
 基準値のからくり:村上道夫、永井孝志、小野恭子、岸本充生
 ゴジラとアンギラス:香山滋
 ハンガー・ゲーム(上):スーザン・コリンズ
を借りた。ついでに最新出土品展、馬型埴輪!
連休初日のためか図書館。本屋、電器屋どれも人だらけ。さっさと地下に行けばここも人込み。珍味108円など買って館外に出たら、クリスマスツリーと選挙で大騒ぎ。もう急いで帰るしかない。
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通院
暗いなと思ったら午後は雨
きのうはくもり、いつもより遅めに通院。待合室に一人待っていただけと思ったら、私の後に続々と。
ちょっと待っただけで診察、寒さのせいか血圧が高め。後がつかえるので早々に採血。
薬局もすぐ済み、ドラッグストアでティッシュ、bルーレットなどかって帰宅。洗剤を買い忘れた。

アベノmix崩壊解散か、前に施政方針の後に辞めたが、滋賀、福島、沖縄と危なくなると逃げる野郎だな、結局、原発再起動阻止選挙だな。
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「2001年宇宙の旅」講義
巽孝之
平凡社新書
解釈の難しい映画の評論本、100円ならと買ったのだが、むやみに難しい。
映画だけでは評論しきれなくなったのか小説を扱うほうが多いみたい。
むしろ紹介本として「タイム・シップ」バクスター「失われた宇宙の旅2001」「エジソンの火星征服」サーヴィス「幻覚の地平線」田中光二「獣たちの夜」押井守、など
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神々の捏造 イエスの弟をめげる「世紀の事件」
ニナ・バーリー
東京書籍
実に面白そうな詐欺事件なのだが、この本の書き方では。
イスラエルで盗掘されたらしい骨箱を骨董好きの大金持ちが購入し、調べると文字が刻まれていた。「ヤコブ、ヨセフの息子、イエスの兄弟」本人の名前、親の名前を刻むのは珍しくないが、兄弟の名前を刻むのは珍しい。きっと当時有名な兄弟なのだろう。古代のイスラエルで有名なイエス、父親の名はヨセフ、本人はヤコブって。
プロテスタントにはイエスの弟ヤコブは信じられているが、カトリックなどでは聖母マリアが他の子を産んだことは認められない。などで大騒ぎになったらしい。
結局巧妙な贋物つくり一味が裁判にかけられたが、イスラエルの法律はなかなか複雑。と言った話なのだが、なぜか面白くなく書かれている。
図書館から

以前580円で買った「週刊一度は行きたい世界の博物館 イスラエル国立博物館」では骨壷の写真として側面に※みたいな模様が二つ刻まれているが、この本の写真では一行文字らしきものがあるだけだ。明らかに別物と思われる。
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浦和宿古本いち
くもり
きのうもくもり、青空古本市へ
 地震考古学:寒川旭:100円
 9・11テロの超不都合な真実:菊川征司:100円
 動物 ウソ?ホントの話:ロルフ・ハリス他:100円
 風の谷のナウシカ:安田成美(シングルレコード):500円
ついレコードを買ってしまった。プレーヤーをなんとか入手しないと。
さすがに日曜は混んでいた。先日目をつけていた本は既に無かった、やはり古本は見つけたときに買わないと。「煎じ詰め」と変換されていた
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力道山の真実
大下英治
祥伝社文庫
図書館で見かけ門氏の本多と思って借りたのだが、いつも通りの大下本、他の本からの引用ばかり。
ただ刺し殺したことになる犯人の証言が意外に詳細だ。実際にインタヴューしたのだろうか?病院での麻酔のカルテが紛失したことになっているというのも初読みだ。麻酔の失敗説は前にも読んだ。
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浦和宿古本いち
晴れ
きのうは晴れていて暖かかったので、一枚脱いで出かけると風が寒かった。青空古本市で
 馬は土曜に蒼ざめる:筒井康隆
 ウサギ料理は殺しの味:P・シニアック
 発掘を科学する:田中琢、佐原真
 カムイ伝(5):白土三平:目次に落書き
全部100円。「馬は土曜に蒼ざめる」はポケミスだが状態が悪いためか。
次回12/11~14、次々回は1/29~2/1。
寒いのでコンビニでプリンなどを買っただけで帰宅、牛乳を買い忘れ。
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特撮Rボルテック
晴れ、寒くなると言う予報なのだが
Aマゾンで特撮Rボルテックを送料込1000円で購入。上半身と下半身は上手く繋がってアクションポーズはとれるのだが、尻尾、背びれ、触角がはまってくれない。ネットで調べると暖めといいらしい。暖房を点けてからやってみよう。それで駄目なら削れしかないか。なんとかクリスマスまでに
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正しく知る地球温暖化
赤祖父俊一
誠文堂新光社
副題が「誤った地球温暖化論に惑わされないために」
著者は荒らすか大学国際北極圏研究センター所長。
1800年頃から小氷河期の終わりにより平均気温は上がっている、二酸化炭素の増えた1946年から上がったのではない。
IPCCはホッケースティックを途中から報告書から外した。
永久凍土に建てた家が傾くのは、家の暖房で床下の凍土が融けたため。
図書館から
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ビブリア古書堂の事件手帖③
三上延
メディアワークス文庫
既に④を読んだのだが③を図書館で発見。まだ母親は登場していなかった。
初めの頃は日常の謎が多かったのだが、どうも派手な初版本とかを扱うことが増えてきたのが残念、本が読めない男も読めるようになってきたし。
「街の古本屋入門」「年間SF傑作選」は読んだ気がする。
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図書館へ
寒く暗いくもり、降りそう
きのうはくもり図書館へ「津山三十人殺し 七十六年目の真実」「泥棒が1ダース」「巨魁」「地には平和を」「Lyricism」「カウントダウン・メルトダウン(下)(p.56)」を返却。
 こめぐら:倉知淳
 スーパーの裏側:河岸宏和
 トンデモ本?違う、SFだ!:山本弘
 劇書ノート:古川緑波
 カウントダウン・メルトダウン(上):船橋洋一
 ビブリア古書堂の事件手帖③:三上延
 力道山の真実:大下英治
を借りた。
カウントダウン・メルトダウンは上下の順が逆になった。劇書ノートは戦前、戦後の舞台関係の本の感想で予想とは違った、読まずに返すとしよう。
全館暖房が入っていたのか、汗をかいた。
地下の百均でプラハン、ポンチなど買い帰宅。暗くなるのが早くなった、無灯の自転車が怖い。
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ケーブルモデム
晴れ
J:COMから葉書でケーブルモデムが過熱するので確認しろと。
往復葉書が剥がせることに気が付かず、無駄騒ぎ。だいたいケーブルモデムってなんだいというところから調べたのだ。
ネットに繋いでくれるランプが何個も点いたり消えたりしているやつだった。
ひっくり返して見るとなんとモトローラ製、四桁の数字なんか見えない。虫眼鏡を持ち出して見ると5101が見えたが、これは型番のようだし過熱の恐れのある0907~1237には当てはまらない。
返信葉書0000で出すとしよう。

あんまりにも郵便物が多くて手動式シュレッダーでも面倒になったので、ドラッグストアでローラーケシポン646+8%を買ってきた。
終わりのノックを忘れがち。
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津山三十人殺し 七十六年目の真実
石川清
Gakken
筑波昭「津山三十人殺し」の便乗本なのだが筑波本の疑問点も書いている。しかしその点は「津山事件の真実」事件研究所におんぶしているようだ。
いくら毎年のように事件現場に行っているといっても事件後70年も後の話、証言者は当時子供の高齢者か伝聞。事件後16年に調査した筑波氏ならまだ当事者の証言が得られただろう。
大体三年前に「津山三十人殺し 最後の真実」を出しておいて、書ききれていなかったとは。また三、四年経ったらまた別の本を出すのだろう。
で一番ひどいのは皆殺しにされた一家の墓に没年昭和二十一年五月二十一日と刻まれていた、ここには呆れかえった。月日は事件の日付だが、昭和21年は第二次大戦後だ、津山事件は昭和13年支那事変の頃だ。
さらに「私は黙って、札所と墓地に黙礼した」とある。とても文章を書くプロとは思えない。
図書館から
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フェレット完全ブック
野村潤一郎
扶桑社
図書館に長年あった本だろうから、真ん中に挟みこまれた商品カタログの黄色のページが一部外れている。
この本を読めばフェレットを飼うのは無理だと言うことが判った。
フェレットが重病のとき目の辺りが青くなると聞いていたが、写真ははじめて見た。そのほかかわいいカラー写真、かわいくないカラー写真が一杯。
10円寄付
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胃亀等飲んだ
うすぐもり、比較的暖かい
前夜九時以降何も喰わず、朝一に水を一口したが、大部分を吐き出し、呼び出し電話を受けて通院。
はじめ胃の泡を取る薬を飲み10分後、鼻に麻酔薬5分後、鼻にカテーテル?を入れたら痛くて入らない。もう一方の鼻の穴に麻酔薬少量2、3分、カテーテルを入れたまま検査室へ。ベッドに寝てカテーテルを取り、横に寝る。胃亀等を入れるとき鼻の奥が痛かったが我慢できた。オエッ感は無かった。15分くらいかな。
結局ポリープが見つかったが、むしろ逆流性食道炎に注意だ。
胃亀等抜いたらなんとも無かったが、麻酔が効いているのですぐ食事はできないんだって、一時間半待って水を飲んでみて、それからブランチって、とっくに昼食時間も過ぎていた。
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ゴジラ「超」辞典 ウルトラマニュアル
GODZILLA愛好会編著
飛天出版
エメリッヒ監督の「GODZILLA」の便乗本。表紙などにアムラックスで展示されたGODZILLAの模型写真を見ると細すぎだろう、尻尾をつけて背中に棘をつけマスクを被ったまるで細マッチョだよ。
あとは例によって各映画についてあらすじなどを並べて。
目次では「GODZILLA対ゴジラ」となっているが、本文だと「CO*GIL*A対ゴジラ」になっている。著作権でもめたのだろう。北原尚彦作のパロディはなかなかうまくGODZILLAのはじめの方にゴジラを登場させている。大きさが違いすぎて勝負にならず。
250円は高すぎた。
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地には平和を
小松左京
新風舎文庫
評判の悪かった出版社の本だが、内容は問題なく小松左京の最初の短編集。
空想科学小説コンテストの努力賞受賞作「地には平和」、関西弁ならではの掌編「コップ一杯の戦争」、途中で執筆方針が変わったのだろうか中篇「お茶漬の味」など。
昔のSFマガジンにはこんな風なSFが多かったなぁ。
図書館から
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あやしい探検隊 焚火発見伝
椎名誠、林政明
小学館文庫
椎名誠のあやしい探検隊ものだから、もう飽きてきているが、百円だからと買ったのだが、なかなか面白かった。
本当にタヌキでタヌキ汁を作って喰ったり、モンゴルで羊を煮て喰ったり。
喰うだけの椎名誠の文章はいつも通りだが、料理する林政明の文章と料理の写真がいい。
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