2017年10月の記事


だめだこりゃ
いかりや長介
新潮文庫
荒井注、ジミー時田の死亡のあとで書かれた自叙伝。文庫化時には著者も死亡していた。
もっぱらドリフのメンバー集めと「8時だョ!全員集合」の話だ。
初期のドリフからドンキー・カルテットが一斉に辞め、残ったのは加藤だけ、大急ぎで三人を集めたため演奏は劣るし、アドリブギャグもできない。
荒井注が辞めた後に入った志村は最初からコメディアン志望だった。東村山音頭三丁目はいかりや作詞作曲、一丁目は志村。「カラスの勝手でしょ」は久世光彦の子供の作。
ドリフのあとは俳優「踊る大走査線」で織田裕二に頼りっぱなしで日本アカデミー賞最優秀助演男優賞受賞。この本の表紙も和久さんだ。
タイトルは「だめだこりゃ」より「次いってみよう」のほうが良かったのではないか。
100円
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熊谷図書館浦和分室の仮施設
平成29~30年度に埼玉県立文書館の大規模改修工事が計画されており、それに伴い、熊谷図書館浦和分室は休室しておりますが、平成29年11月1日から仮施設でサービスを再開します。また、浦和分室を受取館とする予約の受付は、平成29年10月28日から再開します。
仮施設での開室期間:平成29年11月1日(水曜日)から平成30年10月31日(水曜日)まで
  ※平成30年11月から平成31年3月まで休室予定
仮施設の所在地:さいたま市浦和区高砂4-3-15 K・Sビル2階
https://www.lib.pref.saitama.jp/stplib_doc/news/important/kyukan/2017bunkai.html
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江戸の味を食べたくなって
池波正太郎
新潮文庫
第一部が味の歳時記、二部が山口瞳、吉行淳之介などとの対談、三部がパリで見つけた江戸の味、短編小説、未完の絶筆小説など。
第一部は良いが第二部では鮨屋、割烹の板前さんとの対談て。またパリでは昔のままの古い酒場が江戸時代の居酒屋みたいだというだけ。ペルノー、地赤ワイン、パン、チーズしかない。
古本バザーで
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虹をつかむ男
ジェイムズ・サーバー
ハヤカワepi文庫
同タイトルの映画原作がうりものの短編集。10~30ぺーじと短いのは良いのだがセンスが今と違うみたい。あとに行くほど面白くなくなる、最後の二編などはわけ分からない。
「虹をつかむ男」「世界最大の英雄」「マクベス殺人事件」がまあまあか。
図書館から
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浦和宿古本いち
冷たい雨
何かネットが不安定だ、無線だからなぁ。
おとといは晴れ本屋さんに行こうと中山道を行くと青空古本市が開催中。予定では先週だったが悪天候で延期したのだろう。
 最悪:奥田英朗:100円
 だめだこりゃ:いかりや長介:100円
 終末のフール:伊坂幸太郎:100円
 東条英機暗殺計画:工藤美知尋:200円
を買って本屋さんで時刻表566円を買ってIYの千円床屋で休もうと思ったらすぐ済んだ。百円ショップでコピー用紙100枚、ヘッドホーンを買って、IYでパンツ2枚1086円、地下でしめさば300円キムチ204円など買って帰宅、ツタヤまでは回れず。 
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増補版 ドキュメント死刑囚
篠田博之
ちくま文庫
有名人ぞろい、幼女連続殺害の宮崎勤、奈良女児殺害の小林薫、池田小の宅間守、土浦無差別殺傷の金川真大、和歌山カレーの林眞須美、終章で北九州監禁殺人の共犯で無期懲役の緒方純子「黒子のバスケット」脅迫で実刑服役中の渡邉博史も。
死刑囚が結婚とか養子縁組するのは死刑囚が面会できるのは弁護士か家族に限られるため。
和歌山カレー事件で保険金詐欺のため亭主の健治は自分でヒ素を飲んだ。眞須美に飲まされたというのは検察官の書いた筋書き。
眞須美宅で見つかったヒ素容器は家宅捜査4日目で見つかった。現場で見つかった紙コップに残っていたヒ素と眞須美宅で見つかったヒ素とは濃度が異なる。
図書館から
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新・水滸伝
吉川英治
六興出版
吉川英治の絶筆だそうだ。
帯から日テレで「水滸伝」を放映しているときに出版されたもののようだ。
水滸伝を変に日本語に訳している。例えば黒旋風李きが賭場で快(ちょう)又(はん)だって。
水滸伝は最後に皇帝側について戦うというがっかりな終わり方をするのだが、吉川英治が途中で死亡したため、まだ皇帝側につかないうちに終わっている。
3巻で300円
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台風一過?
きのうは一日雨、真夜中あたりから雨音が激しくなったが、30分ほどで静かになり、3時くらいから風が強くなったがそのあたりで圓居速報にも飽きたので寝た。
きょうは青空が見えるが大雨洪水注意報。
選挙はやはり二敗。
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事前投票から図書館

きのうは雨のちくもりのち小雨。
「超大型台風だ」とか「事前投票を」とかうるさいので図書館の前に事前投票に行ったら驚いた。
隣の南区の事前投票は誰も並んでいないのに、浦和区は長ーい行列。一クラスの人数くらい、15分くらい並んでようやく投票できた。
いつも図書館内が暑いと書いていたが図書館以外でも暑かった。
事前投票は初めてだったが入場券の裏側に氏名生年月日を書きチェックを入れるだけであとはいつもの投票と同じだった。
そのまま図書館へ「古書狩り」「プロ野球強すぎるチーム弱すぎるチーム」「発掘狂騒史」「原始の骨」を返却。
 無冠の男:松方弘樹、伊藤彰彦
 忍者武芸帳1:白土三平
 銀座の怪人:七尾和晃
 原子力神話からの解放:高木仁三郎
 診断名サイコパス:ロバート・D・ヘア
 職業欄はエスパー:森達也
 ドキュメント死刑囚:篠田博之
を借りた。借り過ぎた。
コンビニでアイス173円ほうじ茶129円など買って帰宅。けっこう疲れた。
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魔球の伝説
吉目木晴彦
講談社文庫
最初から山口高志。目次で出てくる日本人名は江夏、沢村栄治、王貞治、稲尾和久、蓑田浩二、江夏豊、足立光宏、高井保弘。米国人名はビリー・ハミルトン、カール・メイズ、ハック・ウィルソン、ジョー・ジャクソン、ホーナス・ワグナー、サチェル・ペイジ。
しかし三十台で「利害を離れた不思議な共感が、少数の人たちに、あの男を忘れまいと決意させる」なんて書けるのか。
1994年初版須原屋440円
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通院
冷たい雨
きのうは久しぶりに晴れ、通院したら待合室はほとんど満員。車椅子のおばあちゃんまでが待っていた。
出がけにポストに入っていた選挙公報を持って来ていたので読んだが面白くない。更に漫画一冊半でようやく診察。
特に異常はなかったが前回の検査結果1.64、緑黄色野菜、海藻注意。
薬局は空いていた。コンビニでM治エステルスイーツ237円など買って帰宅。暗くなるのが早くなったなぁ。
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スイート・ホーム殺人事件
クレイグ・ライス
ハヤカワ・ミステリ文庫
大宮押田謙文堂で買った昭和51年の初版400円。
何回目の再読だろう、久しぶりだがやはり面白い。
小泉喜美子の解説にある福永武彦の「これを子供にあてがっても、彼らはさっぱりユーモアを感じないだろう。大人が読めばこそ、これは全く愉しい童話なのだが」のとおりだ。
為念、次女を主とする三姉弟探偵が隣家で起きた殺人事件を、探偵小説作家の母親に代わって解決し、ついでに担当警部を父親にしようと企てるお話。
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原始の骨
アーロン・エルキンズ
ハヤカワ文庫
久しぶりに読むスケルトン探偵シリーズ。
古い骨を監察して生前なんの仕事をしていたかを当てるのが好きだったが、だんだん新しい骨を見る監察医みたいになってきたのでしばらく読まなかったが、タイトルが「原始の骨」なら大丈夫だろうと図書館で借りて読んだ。しかし原始人の骨はすでに済んでいて小説中に監察するのは出来立ての死体だった。
恒例の観光地はジブラルタル。
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古本バザー
寒いくもり
寝茣蓙などを片付けた。
きのうは雨、気温は低めだったが湿度が高いが小雨になった午後公民館へ、古本バザーに。
本が少ない100冊無いだろう。本の寄付が集まらなかったのかと思って見回ったら私が寄付した10冊が全部無かった。午前中に荒らされたのだろうか。それでもなんとか
 MM9-destruction:山本弘
 恋は底ぢから:中島らも
 江戸の味を食べたくなって:池波正太郎
 モダンタイムス(上下):伊坂幸太郎
と五冊制限いっぱい、全部文庫。12円寄付してきた。
ついでに郵便局へ行ったら工事中で焦ったが営業中、ATMで記帳もしてきた。
道草のドラッグストアで洗剤238円+8%コーラ79円+8%など買って帰宅。
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古本提供
快晴、ついに冷房ON
きのうは曇っていたが蒸し暑かった。まだ涼しいほうだと公民館へ、古本バザーへ提供するため10冊持って行った。前の二人の冊数が見えた、17冊と15冊。
蒸し暑く郵便局には行かずにコンビニでアイス172円ほうじ茶129円など買って帰宅。
ポストに選挙入場券が来ていた。公示には間に合わなかったな。これでは選挙公報も遅れるだろう。ウェブ上で読めるが、読まなくてもよ党ゆ党に投票する気はない。や党は一人だけだ。最高裁裁判官審査でもABに選ばれたヤツには✖だ。
区割り、投票所は変更なし。
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古書狩り
横田順弥※
ジャストシステム
ジャストシステムって出版も手掛けてたんだ。
「日本SFこてん古典」とか押川春浪とか古書にも詳しい著者のこのタイトルの本だから、古書好きの奇行とかが書かれているかと期待して図書館から借りたのだが、古書が題材のSFとかSFみたいな話ばかりの短編集。せめて「まだらのひもの事件」くらい笑わせてくれたら良いのだが。
「あとがき」で古書テーマで書く作家は当時ほとんどいなかったと断ってある。
図書館から

※旧字
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発掘狂騒史 「岩宿」から「神の手」まで
上原善

新潮文庫
岩宿の発見者相澤忠洋の一代記とその発見を受入れた芹沢長介、その上司杉原壮介とのいざこざ。明大と東北大の競争。
で芹沢の愛弟子として藤村新一の神の手。
藤村は相澤になりたかったのだろう。
藤村が指を二本切ったということまでは知っていたが、その後名を変えて再婚していたとは。それをインタヴューする著者もすごい。
図書館から
「石器の見方」竹岡俊樹
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プロ野球強すぎるチーム弱すぎるチーム
小野俊哉
PHP新書
強すぎるチームの章題は「藤本巨人、水原巨人と三原西鉄、V9巨人、鶴岡南海、広島の初優勝、上田阪急、森西部、野村ヤクルト、21世紀の優勝チーム」
弱すぎるチームは「横浜ベイスターズ、高橋(トンボ)ユニオンズ、近鉄の103敗、阪神タイガース」だ。
著者の好みが強すぎるようだ。例えば西武の辻の日本シリーズでなら2ランスクイズより、センター前ヒットでの一塁からのホームインだろう。
図書館から
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寝ても覚めても本の虫
児玉清
新潮文庫
追悼帯に著者の解説付きの新潮文庫本の紹介が11載っているが、読んだのは宮部みゆき「孤宿の人」だけ、それも単行本。
英米のベストセラーを原文で読んでいるそうだが、何位になったとか女性作家は美人だとかを気にしているみたいだ。
読んだことのあるのは、もちろん和訳で、コフィン・ダンサーくらいだが、クランシーが好きだなどというのでは私とは好みが違うようだ。
それでも面白そうなのは
スペンサーヴィル:ネルソン・デミル
ブラッククロス:グレッグ・アイルズ
セカンド・エンジェル-血の黙示録:フィリップ・カー
死の序列:キャシー・ライクス
100円
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図書館へ
涼しく暗いくもり
きのうは晴れ、大荷物を持って図書館へ「巨大生物図鑑」「俺・勝新太郎」「古畑任三郎」「ここから先は何もない」「 オブラー博士の危険な患者」「キングコング髑髏島の巨神」「応仁の乱人物データファイル120(p.64まで)」「二壜の調味料(4篇だけ)」「QUEEN(CD)」を返却。
 古書狩り:横田順弥※
 忍者武芸帳 二巻、三巻:白土三平
 虹をつかむ男:ジェイムズ・サーバー
 原始の骨:アーロン・エルキンズ
を借りた。「忍者武芸帳 一巻」は借りられっぱなしのようだ。※は旧字
まさか暖房は入っていないんだろうが、館内蒸し暑。
帰り道コンビニでアイス140円ほうじ茶129円など買って帰宅、汗。
 
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通院
晴れ、ほとんど眠れず
きのうは強風注意報が出ていたが、別に強い風も吹いていなかったので通院。そのためか待合室は空。しかし診察中の人が長い長い。私のあとにはどんどん患者が押し寄せてきた。すぐだと思って漫画を読まないで待って損した。
そのうち診察、寒くなってきたので血圧上がり気味。診察後採血。
薬局は空いていた。
道草のドラッグストアでコーラ79円+8%乾電池3本598円+8%

通販で買ったBからスニーカー靴下×5:1490円、Yから長袖Tシャツ650円到着。
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女ドクター南氷洋を行く
田村京子
集英社文庫
船医がいないと出港できないのだが医局の男性には行く人がいないので女医ながら二か月北洋船団に乗ったのは前作(北洋船団 女ドクター航海記)に書いたって。そこの時化のとき「南氷洋はこんなもんじゃない」に刺激され南氷洋捕鯨船団に七か月。
本人が盲腸炎になるなどはあるがさほど面白くはないが、今となっては捕鯨船団の記録、クジラの体の説明図、鯨体各部の名称図、赤肉部位図などは貴重だろう。
ミンク鯨のミンクとはノルウェーの新人砲手マインケがなまったもの。
100円
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オブラー博士の危険な患者 サイコパスに狙われた精神科医の手記
マーティン・オブラー&トマス・クラヴィン
早川書房
訳者あとがきに書かれているように「非常にスリリングな内容だが、原文は読みづらい」そうだが訳文も読みづらい。
恩師から一人の学生の鑑定を依頼されたセラピストが、その学生こそサイコパスで近辺で起こっている連続殺人事件の犯人と疑う。セラピストには守秘義務があるので警察には届けるわけにはいかない。
調子に乗った犯人は医者の子供たちを脅かし、恋人をさらうに至る。
図書館から
これを小説化できないものか
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キングコング 髑髏島の巨神
ジョン・ゲイティンズ原案、ダン・ギルロイ、デレク・コノリー脚本、ジョーダン・ボート=ロバーツ監督、ティム・レボン:ノベライズ
竹書房文庫
まだ未見の映画のノベライズなのだが、よほどCGがすごくないと退屈な映画だろう。
あと二本の映画でゴジラと対抗できるほど巨大になるコングのまだ成長中時代の話なのだろう。
敵役のスカル・クロウラーだが、巨大だとスカル・デビルと呼ばれるのだろうか。
図書館から
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チヨ子
宮部みゆき
光文社文庫
個人短編集に未収録のホラーっぽい短編集。表題の「チヨ子」のアイデアには感心したが、別に怖くもないし。
100円

巻末のCMで女性作家捕物帳アンソロジー「撫子が切る」宮部みゆき選
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浦和宿古本いち
くもり、朝は寒くて目が覚めたが、今は扇風機ON
きのうは晴れ、夕方青空古本市へ。もう涼しくなったなどと言われたので長袖で出かけたのは失敗だった。
空いていたが本が少ない。漫画、写真集は無かった。落語のカセットがずいぶん出ていた。
驚いたことに会場を一周しても手は空のまま。仕方なく三周してようやく
 寝ても覚めても本の虫:児玉清
 逆襲:東直己
 血塗られた神話:森本哲郎編
全部100円。
汗をかいたのでコンビニに入ったが涼しくなかった、アイス86円麦茶100円を買って帰宅。
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