フォッフォッフォ

山田正紀
河出書房新社
四億年前に火星から分離したと思われる小惑星でホモ・サピエンスと同様の骨が見つかったあたり、山田正紀の作品では久しぶりでわくわくしたのだが、謎解きがいまいちだった、残念。
だいたい宇宙船が浴びっぱなしの小惑星上の骨が放射年代測定法で測定して意味があるのだろうか。
図書館から

勝新太郎
廣済堂
コカインをハワイに密輸して羽田で逮捕されたところがプロローグ。幼年期の話では13歳で淋病、兄も同病。父のあとをついで三味線長唄の師匠になり杵屋勝丸を名乗る。
大映と契約しアメリカ巡業でジェームス・ディーンに合う。
大映でのギャラは一本三万、タクシーは自前。雷蔵は三十万車付き。250万まで上がったとき雷蔵は300万、長谷川一夫は450万なので社長に片手を見せて交渉すると500万になった。
「悪名」「兵隊やくざ」をやっているときはすぐ喧嘩になる「座頭市」のときはすぐ頭を下げてあやまれる。大瀬康一、石原裕次郎、水原弘などとの逸話。
「影武者」の話はない
図書館から

雲の多い晴れ
このところ寝つきが好くないので、枕のせいにしてAマゾンから購入した。カバーと一緒で1830円。送料を0にするため「DSお料理ナビ」260円も購入した。しかし「DSお料理ナビ」には料理103しか入っていない、200以上あるはずだが。おそらく残りはDSステーションで配られたものなのだろう。
もともと枕はそば殻を使用していたのだが、売っていないのでパイプにしていた。しかし最近ではパイプも売っていない、柔らかすぎる低反発ばかり。Aマゾンでパイプ枕を探したら見つかった。
昨夜使ってみたがまだちょっと高さが欲しい。今まで使っていた枕からパイプを移してみよう。

降り出しそうなくもり
きのうは快晴、一昨日はうすぐもりの中通院。シャワーのあとだったので汗。混んでいたが親子とか老夫婦がいたので意外と早く漫画一冊で診察。特に異常なし、前回の検査結果2.03。薬局がまた混んでいた。待ちくたびれた4歳くらいの子供がうろうろしていたのを見ていた。
そのあと歯医者でパワーグリップ2005円。薬局の前を引き返してドラッグストアで薬用せっけん×3：198円＋8％お風呂の防カビ剤458円＋8％コーラ79円＋8％×2など購入して帰宅。ひどく疲れた。

三谷幸喜
フジテレビ出版
同タイトルのTVドラマの小説版。「米沢八段」と「大宮十四郎」編は執筆が遅く出版が最終回の放送に間に合わなくなるのでカットしたとあとがきにある。
犯人の視点で書かれているので今泉の出番はないが「頭の禿げあがった、若いのか年寄りなのか分からない刑事」がちょっと出てくる。
面白いがどうしてもTVドラマの絵が出てくる。また堺正章のときの懐中電灯が。
図書館から

デイビッド・ピーターズ
偕成社
絵本にしても大きな本だ。
生物が1/22.5の縮尺で描かれていて、45ｃｍ離して見ると実物を10ｍ離れて見た大きさになる。
素晴らしいが1982年出版で、当時の学説に従っているのだろうがスピノサウルスがティラノサウルスより小さかったりするのが残念。
いきなりギガントピテクスよりヒトが大きく描かれていて驚いたが、世界一長身272ｃｍのヒトだった。
図書館から、だいぶ傷んでいる。
古本で探そうかとも思ったがこんな大きな本は本棚からはみ出し過ぎる。

特撮レイ・ハリーハウゼン
ラクエル・ウェルチのビキニ姿でビューティー＆ビーストならぬビキニ＆ビーストで売ったのだそうだ。
しかし生物の見せ方を間違えている、最初は小さなイノシシ、次は巨大なイグアナ、ともに実写だ。いままで私はここで見るのを止めていた。この後がハリーハウゼンの本領発揮、アロサウルス対トリケラトプス、大ウミガメなどすごい。ただ翼竜同士の争いは難しかったのだろう。
Youtubeで。One Million Years BC 何語かわからないところで見た。どうせ最初のナレーション以外は言葉はいらない映画だ。

現在降ってはいないが今にも降り出しそうな
台風＋秋雨前線が活発化しそうだという予報なのでくもりのきのう図書館へ。しかし涼しくなったとか爽やかだなどと言われて日の高いうちに出かけたのが大失敗、大汗で図書館で「ゐのした時空大サーカス 」「新間寿の我、未だ戦場に在り! 虎の巻」「モンスターマザー」「ドリトル先生のキャラバン」「小説ロボジー」「第2次宇宙戦争（読めず）」「ナット・キング・コール（CD)」を返却。
　巨大生物図鑑：デイビッド・ピーターズ
　俺・勝新太郎：勝新太郎
　古畑任三郎：三谷幸喜
　ここから先は何もない：山田正紀
　プロ野球強すぎるチーム弱すぎるチーム：小野俊哉
　発掘狂騒史：上原善広
　On Stage Queen We Will Rock You(CD)
を借りた。
コンビニでアイス173円ほうじ茶129円など買って帰宅。着ていたものはすべて洗濯へ。　　

新間寿
ダイアプレス
タイトルの上に「過激なる日本プロレス史」
前作は〈獅子の巻〉だそうだが図書館には無いようだ。リクエストするほどでもない。
前田日明との対談が売りのようだが新間がだまして入門させたことの他には何もない。表紙に前田対アンドレ戦の写真があるのだが。前田はパイプを咥えている。
記憶に残るレスラー回顧録にはG馬場、坂口政二、キラー・カーン、グラン浜田、大木金太郎、上田馬之助、ラッシャー木村、ブラック・タイガー、ローラン・ボック、デストロイヤー、フレッド・ブラッシー、ディック・ザ・ブルーザーが並べられている。ハンセン、タイガー・シンは〈獅子の巻〉だったのだろうか？
言葉足らずなど文章はうまくない。例えばデストロイヤーでは「額の部分に逆さ向きにした王冠を入れたりした」って瓶ビールの王冠と書かないと分からないだろうが。
図書館から

ジャック・ヒギンス
早川書房
ネタ切れ気味のジャック・ヒギンスが
名作「鷲は舞い降りた」の止せばいいのに続編を書いた。それを初版で1900円も出して買った私。1992年7月
シュタイナー中佐は胸を撃たれたが弾は胸骨で逸れたって。しかし捕虜なので活躍できず。そうなるとリーアム・デヴリンの大活躍。あとは前作と同じように進む、初めと終わりにジャック・ヒギンスが出てくるところまで。

ヒュー・ロフティング
岩波少年文庫
さすがにネタ切れみたい。第一部はピピネラの一代記（「緑のカナリア」でちゃんと書かれた）第二部はカナリア・オペラ、第三部がいろいろアイデアを絞ったみたいで動物広告、王立農業会の博覧会、動物銀行、貧乏犬の無料骨店など並べてある。
図書館から
子供のころ読んだときはお気に入りだった記憶があったので結構がっかり。

矢口史靖
集英社文庫
同題の映画のノベライゼイションだが監督自らの作品なのだ。
史靖は「しのぶ」と読むらしい。キラキラネームではないが難読だ。
濱田岳の解説から小柄な小林は濱田岳、太めの太田はチャンカワイ、細長い長井は川島潤哉、鈴木老人はミッキー・カーチスが演じたことがわかる。
まあ「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」と同じ傾向の映画のようだ。
図書館から

山田正紀
中央公論社
時間を移動中に母船から離れ三億年の迷子になってい待った集団がサーカス団となったのと、そこのピエロからチケットをもらった男の半生を描いたものだが、あまり面白くなかった。
せいぜい数十年おきに一日サーカスを開催するため空き地を借りに来る「パントマイム」くらいか。
「ゐのした」の意味は不明。
図書館から

福田ますみ
新潮社
タイトルからも分かる通り、明らかに母親がおかしいが、全く学校側に火が無いかどうか。どうもこの本では学校側にしか取材をしていないようだ。
どうも読みやすい文章に見覚えがあると思ったら「でっちあげ　福岡「殺人教師」事件の真相」の著者だった。
人権派弁護士とか鎌田慧とかに変にケチをつけているのは「新潮45」連載のためだろう。
図書館から

小雨
きのうも小雨気味なので折りたたみ傘を持って通院。驚いたことに混んでいた。先に採血後漫画一冊半。特に異常なし。薬局も混んでいた。保険証を忘れて一騒ぎ。
ポツポツと雨が降っていたのでコンビニでTVマガジン330円アイス140円など買って帰宅。変に疲れた。

くもり
「ストラテジック・デシジョン・イニシアティブ株式会社名義を利用した詐欺メールにご注意ください」http://www.sdigrp.com/news/?p=1002
昨夜のユアタイムで北鮮核兵器の解説者が100キロトン＝1メガトンと発言した。一桁違うんだけど、訂正も無かった。さすがフジサンケイグループだな。

雲が厚い
きのうは晴れていたので図書館へ。涼しそうだったが湿度が高かったようで汗かき、館内の弱い冷房でくしゃみ鼻水。「ニュートンと贋金づくり」「贋作者列伝」「地球のウラ側にもうひとつの違う野球があった」「清須会議」「大閤殿下の定吉七番」を返却。
　二瓶の調味料：ロード・ダンセイニ
　小説　ロボジー：矢口史靖
　キングコング髑髏島の巨神：ティム・レポン
　モンスターマザー：福田まさみ
　応仁の乱人物データファイル120：応仁の乱研究会
　過激なる新日本プロレス史　新間寿の我、未だ戦場に在り〈虎の巻〉
　スーパーナウ：ナット・キング・コール（CD)
を借りた。「オブラー博士の危険な患者」を延長。日曜のためか子連れで混んでいた。
下の階の本屋さんでムーミンの箱とビートルズのレコードを見てドラゴンクエスト公式攻略本1600円を見た。どれも買わず。
帰り道コンビニでほうじ茶129円アイス130円など買って帰宅。

東郷隆
講談社文庫
たしか以前に図書館から借りて読んだはずだが、検索しても出てこない。廃棄されたのだろうか。
Aマゾンで探したら70＋257円だったので購入、二日で読んだ。一日で読み終わらないとは集中力が落ちているようだ。
読み終わってからDVD「007ゴールドフィンガー」を見た。順序が逆だったな。
始めから終わりまでよくもここまでもじったものだ。「定吉七番は丁稚の番号」は初めの三人の千葉人サーファーのあたりはうまいが、やはり短すぎる。