2010年05月の記事


推理小説常習犯 ミステリー作家への13階段+おまけ
森雅裕
KKベストセラーズ ワニの本
推理小説家の入門講座のようだが、各出版社と編集者への恨みつらみを並べた本。特にK社か。
作者は江戸川乱歩賞を東野圭吾と同時受賞したが、出版社と次々とトラブり、ほとんど絶版状態。ついに生活に困るようになった由。
でコンビニでアルバイト。「コンビニ奮闘記」を出版したそうだが、図書館で予約多数のため、こちらを借りた。
「チャンドラーも裸足で逃げ出す」「不毛の愛を描かせたら当代随一」との評価もあったそうだが、私が読んだことのあるのは「流星刀の女たち」だけだが、全く印象なし。
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小説ゴジラvsキングギドラ
田中文雄
朝日ソノラマ
映画のノベライゼーション。オープニングの海底が金星に代っていたのでどうなるか期待したが、あとは映画のまま。余分なエピローグが付いているが。
で金星のキングギドラは尾の先端が三つまたで、二本あるとは書いてない。もちろんキングギドラは三つ首、二本の尾のはず。尾の先に蛇状のものが数本ということでいいのか。それにしても二頭三つ首は日本語として変。
ゴジラザウルスの頭は身体に比べ大きいのか、小さいのか。サウルスではなくてザウルスなところは好きなんだけどね。
でこれでは200ページ、一冊の本には足らなかったのか、あとがきに代え「東宝文芸部の頃」という長編エッセイ、なんと120ページ超。なかなか面白いが、二年後出版の「神を放った男」と全く同じフレーズがある。使いまわしか。図書館から
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図書館へ
晴れ間の見えるくもり、蒸暑くなってきた。
きのうも暑かったので夕方図書館へ向かったが、結構強い風が吹いたので汗かかずに済んだ。「刑務所の中」「ツチノコの正体」「「超科学」をきる」を返却。
 心は実験できるか:ローレンス・スレイター
 推理小説常習犯:森雅裕
 ゴジラvsキングギドラ:田中文雄
 半七捕物帳(二):岡本綺堂
を借りる
四階の中古CD売り場の古本の場所が動いていたが、値段は同じ。店番が値段を決められないようではダメ。
J:COMショップで3Dテレビを見せてもらった。確かに三次元に見えたが、目がひどく疲れる。ついでにデジタルの契約をしたのだが、奇怪な話になった。ライトでも地デジが視聴できるというのでは、地デジチューナーの意味が無くなるのだが。五年間廃棄できないというのに。
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ハインズ博士「超科学」をきる 真の科学とニセの科学をわけるもの
テレンス・ハインズ
化学同人
「はじめに」によると著者が大学の「超心理学とオカルト」の授業の教科書として書かれた本の部分訳。源本が長すぎるというので、日本人にあまり関係ない部分をカットするのは仕方ないが、それならば英文の論文だけと思われる参考文献をカットしてはどうだろう。訳文も日本語としては変な部分も多い。しかし内容は上出来。実際の実験結果でもって疑似科学を否定している。もうだれも驚かないものから、ビタミン多量服用、空気イオン効果、カイロプラクティック、右脳・左脳、100匹目のサル、嘘発見器、サブリミナル効果まで。
1979年サンフランシスコの博物館でのツタンカーメン展で警備警察官が心臓発作になり、ツタンカーメンの呪いによると訴訟を起したが却下されたと。図書館から
エリザベス・ロフタス:目撃者の証言
カート・ヴォネガット・Jr:猫のゆりかご
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通院
降ったり止んだりだが、夜は雷雨の予報
で朝のうちに、お小水抱えて通院。今回は忘れないように便座の蓋にメモを貼っておいた。
診察後、心電図、採血。天候のせいか、私の前には一人、私の後の待合室には誰もいなかった。薬局もガラガラ。
まだ傘を差すほどでもなかったので、ドラッグストアに道草、こっちは混んでいた。なんだろうと思ったら、日水曜はポイント2倍なんだそうだ。
この店の前の横断歩道は車が止まってくれない、開店に合わせて新たに作ったものなのか。
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TRICK新作スペシャル
林誠人 
堤幸彦監修
角川文庫
テレビ番組のノベライゼイション。残念ながらギャグだらけの富市山村の地図の地名がよく読めない。水鏡が電動だと告白しているのが分かった。
しかしテレビで見たときは山田奈緒子が泳いだのに見とれていたが、文章で読むとバンガローの扉が部屋一杯の水の重さに絶えられるとは考えられない。100円
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ツチノコの正体 神秘の現世動物
手嶋蜻蛉
三一書房
ツチノコには三種類あると書いてあるが、載っている絵からはBとCの区別は難しい。特にB種が真正なのだそうだ。
なにしろ作者はツチノコ鑑定者で何度も目撃しているが、撮影しようとするとカメラが壊れる、カメラマンが逃げる、取材が来ないなど四十年追いかけても一枚も無いと。しかしもうじき動く映像を撮るつもりだそうだ、と異様に強気で文章も「である」調だが、この本の出版は2002年。いまだにカメラは直らないのであろうか。図書館から
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刑務所の中
花輪和一
青林工藝舎
作者が実際に銃刀法で拘置所、懲役三年の実刑で刑務所の雑居房、懲罰房に入った記録漫画。獄中記は結構あるが雑居房とは珍しい。
徹底的な管理体制なのは仕方ないかもしれないが、収容者はともかく、おかしな看守が出るのも当たり前な気がする。週刊誌のクロスワードクイズで懲罰房とか。図書館から
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固定資産税第一期
くもり、きのうの暑さがまだ残っている。
そのめちゃ暑のきのう、固定資産税第一期を納めに銀行へ。今年からコンビニでもOKになったのだが、手持ちの現金が不足だし、月末は銀行が混むし。出掛けに気がつくと納付書兼通知書の横幅が長い。いつも銀行に行く時使うバックに入らない。しかたなく図書館用のバックに入れる。これだと口が開きっぱなしなので取っ手ではなく口のところを持って歩く。帰りに百均で大き目のバックを買うはめに。電池と靴の中敷とで315円。
でついでに青空古本市
 真説赤穂銘々伝:童門冬二:210円
 私のエルヴィス:プリシラ・プレスリー:100円
 TRICK新作スペシャル:林誠人:100円
暑いのに頑張れば掘出し物にぶつかる、なんて事は全く無かった。次々回は7/8から7/11
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図書館へ
晴れ、予報では30℃越えると。
きのうは時々小雨の合間に図書館へ「読ホリディ(上)」「逃亡日記」「立花隆秘書日記」「植木等伝」「うわさが走る(例だけ読む、本文未読)」「LET IT BE...NAKED」を返却。CDは自動機では返せない、係りの人のチェック要。
 都筑道夫の読ホリディ(下)
 誰がリンドバーグの息子を殺したか:ルドヴィック・ケネディ
 刑務所の中:花輪和一
 神(ゴジラ)を放った男:田中文雄
 ザ・ビートルズ・アナログ・エディション
を借りる。タイトルだけで借りると予想とは全く違うと言うことが多い。
スカイツリーが見えると聞いたので外に出ようと思ったのだが、悪天候のためドアが閉まっていた。
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地上デジタル放送受信
雨上がりのくもりだが、また降りだす予報。
地上デジタル放送受信のための簡易チューナーを設置してもらった。作業は日本コムシスだそうだが、学生のアルバイトかな。チューナーはバッファローのDTV-MIC100。五年間は転売、譲り渡し禁止は分かるが、廃棄も禁止とは。
はじめ直にテレビに付けたので、録画できるように頼むと二本に分岐して、アナログでの録画が選べるようになった。面倒だったのか「アナログの録画は来年までだ」と言うので、J-COMが2015年3月までデジアナ変換をすることを伝えてやってもらった。作業説明時間三十分くらい。
しかしデジタルにしてもたいした違いがないので、結局アナログで見ている。
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口蹄疫
くもり
ブランド牛をもっと食べなさいとテレビで言っていたが、どのみち国産牛なんかここ数年お目にかかるのは、スーパーでひときわ高い値札が付いているのを横目で見て、豪州産を買うときくらい。米国産であれば絶対買わないように言っているが、コンビニなどでは書いてないのも多いな。むしろ今後の豚肉の値段の方が心配。
まあ人間が食っても、蹄が無い人なら関係無い。蹄があったら、そりゃ悪魔の類だろう。
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植木等伝「わかっちゃいるけど、やめられない!」
戸井十月
小学館
てっきり青島幸男の「わかっちゃいるけど…」を知らずにタイトルをつけたのかと思っていたら、引用している。作詞家と同じフレーズからタイトルをつけるとは、ちょっと理解できない。
内容も老齢の植木等にインタヴューした以外は、他の本の引用ばかり。文章も変な点が。大正15年と昭和2年とで二年ずれとか、スサノオ之命はスサノオノコトで良かっただろうに、どうしても之命を付けたいのなら、いっそ素戔男尊之命で書いてくれたほうが違和感が無かっただろう。図書館から
ウィキペディアによると「笑芸人」という雑誌は2003年1月には出版されていないようだが。
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紳士は金髪がお好き(ハワード・ホークス)
マリリン・モンロー、ジェーン・ラッセル
盛り上がりに欠ける。女優陣の色っぽい歌踊りだけが見ものなのだろうか。それでも記憶に残る歌はDiamonds Are a Girl's Best Friendのサビくらい。金持ち好きのモンローが最後に改心するのかと思ったら違った。どういう訳か著作権が切れているそうで、youtubeで全部見られる。NHK BS
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妖怪大戦争
荒俣宏
角川文庫
角川映画原作。おそらくお子様向け映画なのだろう。加藤保憲がまた出てきてうれしいが、所々変。オオタキ運輸さんは「どこ行くんだ?」と訊いたのだろう?すぐに「麒麟送子がきまるんだろ?行かないとな」と言うのに。
ぬらりひょんは裕福な老人に見え、商家の座敷で煙草を喫い、上等なお茶を飲む妖怪だそうだ。河童の頭はキリシタン・バテレンからとは驚いた。100円
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立花隆秘書日記
佐々木千賀子
ポプラ社
立花隆の「ぼくはこんな本を読んできた」の見どころ「ネコビリの中」妹尾河童画と「年齢不問、主婦可」の秘書募集でみごと採用された人の両方の続きが読めた。猫ビルは更に地下二階があり、屋上にも倉庫を増設したと。折角の秘書も出版不況のあおりで秘書を置く余裕が無くなったと。で「一度、秘書を持つということを経験してみたかったのだ」とまで書かれている。その割には三代目の秘書だが。
2003発行の本だが、背表紙のオレンジの部分「立花隆」と「日記」がほとんど消えている。つまり「秘書」しか見えない。見つけるのに一苦労した。図書館から
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髪を切った
きのうと同様に、雲の多い晴れ
雨の心配が無く涼しいので医王寺を撮りに出かけた。けっこうすぐ見つかったので武蔵浦和駅中で髪を切った。1000円、前金だった。速く安くの店なので、出来の方はちょっと。帰ってからモミアゲと前髪は自分でやり直した。
ついでにKデンキに初めて入り、ごろ寝枕880円、○リンピックで懐かしのゴム長980円。荷物かさばり帰りには寄り道できず。
夜トリック見る。岡山弁で完全に横溝正史の世界。20年越しの仕掛け以外は読めるものばかり、録画までしたのにガッカリ。
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図書館へ
晴れ間のあるくもり
きのうは時々冷たい風が強い晴れ、図書館へ「子供部屋のアリス」「らも」「警察が狙撃された日」「ゴジラ(p.245まで)」を返却。
 うわさが走る:川上善郎
 植木等伝{わかっちゃいるけど、やめられない!」:戸井十月
 ツチノコの正体:手嶋蜻蛉
 立花隆秘書日記:佐々木千賀子
 逃亡日記:吾妻ひでお(二回目)
を借りる。借りすぎ、バッグに押し込むのに手こずる。
四階で安価DVD「ファンタジア」498円

「逃亡日記」つい読み終わる。今回は「失踪日記」など読んだ後なのでよく意味が判る。確かに便乗本ではあろうが、作者が卑下するほどのものではない。
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警察が狙撃された日 国松長官狙撃事件の闇
谷川葉
講談社+α文庫
国松警察庁長官の狙撃犯は警察官であるという立場から、警察内の内輪もめ、面子などを書いたものだが、登場人物が多すぎたり、外国の関与を匂わせたり、なんだか分けがわからない終わり方。オウム流の記憶の消し方はニューナルコなはずなのに、白い錠剤を飲ませてるし、記憶がうまく消えていないみたいだし。図書館から
参考書
虹の階梯:中沢新一
拷問と医者:ゴードン・トーマス
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通院
雨のち晴れ、気温も上昇中
きのううまく雨があがったところで通院。てっきり空いていると思ったら混んでいた。厚めの漫画一冊。前回の血液検査の結果やはり数値が上がっていた。次回も上がるようなら、薬量を元に戻す。で次回は朝食抜き。
受付でいつもの処方箋のほかに「請求明細内訳書」をくれた。見ると「明細書発行体制等加算:70点」って結局患者負担が増えただけでは?

朝から地デジチューナー支援実施センターに℡。案の定「ただいま込み合っております」すぐに切って、出かける前に再度℡すると架かった。若干の質問があり、その後設置工事が決まった。
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ぼくたちの好きな戦争
小林信彦
新潮文庫
確か単行本で読んだはずだが、よく憶えていなかったので、100円ならと買ってみた。やはり、印象は薄い、和菓子屋の三兄弟は中途半端だし、その子の少年は途中でいなくなるし。むしろ虚構の「ちはやぶる奥の細道」の再現のほうが面白かった。
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固定資産税の通知
だんだんと暗くなってきた。
きのう、安い床屋があると聞いて武蔵浦和へ。まずニトリでラグの小さいのを見つけ購入、1200円。オリンピックでレインブーツを見つけたが、買うと荷物が大きくなりすぎるので諦め。百均で315円。で床屋は駅中にあったが、店の外に二、三人が列を作っていたので諦める。ツツジなどを撮って帰る。予報より暑かった。
先ほどポストに固定資産税の通知が入っていた。今年からコンビニでも納付できるようになった。しかし一回目は今月中。
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海底軍艦(本多猪四郎)
高島忠夫、藤山陽子、小泉博、上原謙、田崎潤
オールスターキャストだが、肝心の海底軍艦がいまいち。ドリルくらいしか見せ場が無い。敵役が弱すぎたね。敵皇帝の意地っ張りくらいかな。せっかく体が熱くなったり、相手の顔色を変えて気絶させられるのに、後半には使われないし。日本映画専門チャンネル
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らも 中島らもとの三十五年
中島美代子
集英社
らもさんがアルコール、ドラッグ漬けなのは知っていたが、夫婦そろって性的にもルーズだったとは。
意外にも本を書くときは数十冊資料を調べたんだそうだ。巻末の略年表を見るとアル中で入院したのが1989「今夜、すべてのバーで」が1991。アフリカ取材が1989「ガダラの豚」が1993刊行と確かに時間が掛かっている。図書館から
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子供部屋のアリス
ルイス・キャロル
新書館
作者自ら「不思議の国のアリス」をもっと幼い(作者のつもりでは五歳未満の)子供向けに書き直し、ジョン・テニエルの挿絵も彩色させたもの。
どうせなら挿絵を全部彩色したもので出版してほしかった、表紙ではマッドハッターパーティがカラーなのに本文ではモノクロ。図書館から
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図書館と総務省からの手紙
雨降ったり止んだり、きのうよりは涼しい。
きのうは暑かったので、夕食後図書館へ「時代小説の愉しみ」「WEDGE」を返却。
 子供部屋のアリス:ルイス・キャロル
 らも:中島美代子
 「超科学」をきる:テレンス・ハインズ
 LET IT BE...NAKED:ビートルズCD
を借りる。帰ってから見ると「LET IT BE」はCCCD=コピーできないCD、なのは良いが、プレーヤーを選ぶとか、とりあえずPS-1では再生できた。
先ほどポストに「総務省からの大切なお知らせです」という手紙。なんと3/25の電話の続きで、03の電話番号が書いてある。19日までに電話しないと来年回しにすると脅し付き。
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吸血鬼飼育法
都筑道夫
角川文庫
古本市の棚で背の灰青色が剥げて読み難い一群を見つけ、取り出してみると都筑さん。ホラー以外は全部読んでるが、片岡直次郎ものなら面白かったと買う。105円
こんなタイトルでは無かっはずだが、と解説に「一匹狼」改題「吸血鬼飼育法」を見つけた。
ちなみに片岡直次郎はこの本の後、物部太郎シリーズの助手役に転戦した。
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ストーブを片付けないと
うすぐもり
きのうから妙に暑い。ストーブを片付けないと扇風機が出せない。PC周りだけはUSB扇風機をいま出した。

米軍の、よりにもよって海兵隊の基地などどこへ持って行っても反対されるのは当たり前。私の腹案だが竹島はどうだろう、ヘリコプタも降りれるらしいし。でなければ国後、いっそ沖ノ鳥島とか。
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時代小説の愉しみ
隆慶一郎
講談社
新聞に連載コラムなどを集めたもの。ペンネームの由来が書いてる。叡山焼亡、織田信長、武田信玄、北条氏康について長めのエッセイが載っている。次には信玄、北条氏について書こうと考えていたのだろうか?図書館から
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上海万博
晴れ
上海で万国博が開かれているらしいが、北京オリンピックのときには、あんなにも抗議していたチベット支援者たちはどこに行ってしまったのだろう。
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図書館へ
快晴、布団干し
きのうはくもり、図書館へ「エピデミック」「墜落遺体」「柳生刺客状」「忠臣蔵」を返却
 ゴジラ 東宝特撮未発表資料アーカイヴ:木原浩勝、清水俊文、中村哲 編
 時代小説の愉しみ:隆慶一郎
 WEDGE 2010/4
を借りる。
他の本を探していて「ゴジラ」を見つけた。見たことの無いのも当然の2010年3月出版、なにしろ重いので、あとの本は借りるのは諦めた。既に予約が入っているが、実物を取ったほうの勝、だが二週間で読み終われそうも無い。
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