ゴジラで負けてスパイダーマンで勝つ わがソニー・ピクチャーズ再生記
野副正行
新潮社
「おれはこんなことをやったんだ。どうだ偉いだろう」って本はDNAの二重螺旋でノーベル賞をとった人のとか「コーラ戦争に勝った」Pプシの社長の本など読んだが、アメリカ人は自己宣伝が好きだな、シャイな日本人はこういう本は書かないだろうと思っていたが、長年アメリカにいると染まっちまったのか?

ハリウッドでヒット作の続編ばかり作るのは既存データをアレンジして新しいシーンに仕上げることが可能だから。
マーベルコミックはキャラクターの映画化権、ビデオ化権、テレビドラマ化、ゲーム化、玩具化権をばら売りしたため映画するまでに権利を全部取得する必要がある。
「007サンダーボール作戦」の小説の著作権がイアン・フレミングとケビン・マックローリーの共有と書いてあるが、ハヤカワポケットミステリにはイァン・フレミングだけしか書かれていない。脚本だけの著作権の誤りでは無いか?
図書館から