四日間の奇跡
朝倉卓弥
宝島社文庫
第一回「このミステリーがすごい」大賞受賞作ということぐらいしか裏表紙からは分からないが、500ページだしと百円均一棚から。
確かに文章はうまい。しかしこれはミステリーといえるのだろうか?ミステリーに神秘的力が出てきて、あとからそれなりの説明が無いとは許せない。はっきり言って259ページで「これは失敗した」と思ったが、半分以上読んでしまったし、なにか理屈をつけてくれることを期待して読み続け、読み終わってしまった。