銀齢の果て
筒井康隆
新潮社
「バトル・ロワイアル」の老人版。筒井さんも七十越えて居るはずだが。
少子高齢化の解消策として老人相互処刑制度が始まり、その地域の七十歳以上の老人が一人になるまで殺しあう、とはいえ老人のことぼけてるのもいるし、医師の往診が無くて死んじゃうものもいる。
市の商人も現れライフル一千万円、ピストル二百五十万、手榴弾三十万と金持ちが有利。
さすが筒井のたちの悪い面白さは健在。図書館から