人類が生まれるための12の偶然
眞淳平
岩波ジュニア新書
12章の本かと思えば、全8章。じゃ一章に偶然が一、二個かと思えば四つもあったりと、著者のセンスが疑われる作り。
大体知っていることばかりだが、面白かったのは原始の地球で過剰な二酸化炭素が海に溶け、炭酸カルシウムなどになり、海洋プレートが大陸プレートの下にもぐるとき、大陸の形成材料になった。私はこれで大陸プレートが海洋プレートより軽くなったとの理由が分かった。
氷河期とは大陸氷床が存在する時代だから、南極大陸とかグリーンランドに大陸氷床がある現在は氷河期の間氷期なのだ。
図書館から