笑うふたり 語る名人、聞く達人
高田文夫対談集
中央公論社
対談相手が伊東四郎、三木のり平、イッセー尾形、萩本欽一、谷啓、春風亭小朝、青島幸男、三宅祐司、立川談志。ついでにカバー絵を描いたのがツービートの小さい方。三宅祐司は難しいから似ないだろうが、谷啓がひどい。
対談相手は全員知り合いで調子よく進むが、一番笑えたのが知事執務室で、大学卒業時に父親に進路を聞かれて、小説家と答えたら笑って「おまえにはそれは無理だろうから、もっと堅気のことを考えろ」「トリスバーってなんか、水売って儲けてるような気がするんだけど、あれ、やろうかな」「そうだよ、そういう堅気なことを考えなきゃダメだよ」
図書館から