コンビニで買ってはいけない食品、買ってもいい食品
渡辺雄二
だいわ文庫
例の「買ってはいけない」の著者の一人。あいかわらず「「口内に変な刺激は感じませんので、無添加であることは間違いないでしょう」とか科学的とは言えない記述が多い。コンビニ弁当のご飯に付着防止の油が混じっているということを教えるのは良いが試食すると「いつも口や胃が刺激され、翌日には、胃の鈍痛を感じました」のなら食べなきゃ好いだろう。カップラーメンも「過酸化脂質は有害で、ネズミに大量に食べさせると、なんと死んでしまいます」って、何だって(塩でも水でも)大量に食べれば死にます。
と言いながら山崎パンは止めよう、菓子パンならアンパン、甘納豆は小粒にしよう。
まあ「買っていい」でプライベートブランドを褒めたあたりが逃げ道なんだろう。
トランス型脂肪酸のうまい説明は無いかと読んだのだが、立体構造の説明抜きだった。残念。